魂レベルが低いと獲物を狙う野獣と同じだから、奪う事も平気でやる

カルマ

☆ Lさんは、ピザ屋さんで働いています。
  焼き上がったピザをお客さんの元に運びます。
  週に2~3回来店する若い男性二人が気になっています。
  ドキドキする自分に違和感を感じます。
  何故なら、二人は好みのタイプではないからです。

L お待たせいたしました。
  熱いので気をつけて下さい。

☆ 持ち場に戻ってもドキドキする自分が居ます。

H ねえ、あの二人のお客さん私達の誰かに気があると思うの。
L 何故、そう思うの?
H だって週に2~3回来るなんて変よ。
L なるほどね。
  そうかも知れない。
  でも、誰が目当てなのかな?
  交代のスタッフの女性まで数えると11人居るわよ。
H この時間に来るから、私達の誰かよ。
L それなら、5人ね。

☆ 二人は、Cさん、Dさん、Oさんを見ます。
  そしてお互いを見ます。

H 私達、変かな?
L うん、変だと思う。
  ウフフ。

☆ 顔を見合わせ笑います。
〇 何かが起こるのですね。
☆ そうですね。
  見守って下さい。
〇 はい。

☆ それから、一月が過ぎました。
  Lさんが、男性二人の元にピザを運んだときです。

橘 すみません。
  僕は、橘と言います。
  彼は、谷と言います。
  カウンターに居るHさんは、彼氏がいますか?
L 居ないと聞いています。
橘 よかった。
  ありがとうございました。

〇 何故、二人の名前を知っているのですか?
☆ お店の人は、名札をしています。
〇 名札を見ていたのですね。
  少しだけ不安を感じますが、気のせいですよね。
☆ 直ぐに分かります。
〇 はい。

☆ 持ち場に戻るとHさんに今の話をします。

L 右の人は、橘さん、左は谷さんよ。
  橘さんが、Hさんは彼がいるのかと聞かれた。
  Hの事が、好きだと思う。
H え!どうしよう。

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☆ Hさんの顔がみるみる赤くなっていきます。
  Lさんは、嬉しそうな顔をしているのですが、内心はショックを受けています。
〇 Lさんは、橘さんが好きなのですね。
☆ そうです。
  翌週、橘さんは4人で遊園地に行かないかと誘いました。
  喜んでいくと伝えます。

☆ Lさんは、男子と一緒に遊んだことがないためドキドキしています。
  4人は、遊園地で楽しく過ごしました。
  連絡先を交換して帰宅します。
〇 何処にでもある話ですね。
☆ これから先の話は、違います。

☆ 谷さんから、誘いの連絡が来ました。
  橘さんが気になるため気乗りがしません。
  気乗りがしないため断りました。

L 私は、橘さんが好き。
  Hと私・・・

☆ Lさんは、Hさんと一緒に写した写真を確認します。
  沢山の写真を見てあることに気がつきました。

L 私の方が、可愛いけど服装が負けている。
  私は、化粧もしていないし髪型も変。
  私、変身して橘さんと付き合う。

☆ メイクやファッションの雑誌を買い勉強します。
〇 Lさんは、橘さんを自分のものにしようとしているのですね。
☆ そうです。
  獲物を狙う野獣と同じですから、奪う事も平気です。

   次回に続く

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