桜 話が長くなってしまった。
LさんがBさんのアパートに泊まると恐怖を感じた。
L 怖い。
私の家に行こう。
B 話したようにHさんの顔が見えたことがある。
L うん。
桜 急いでLさんの家へ行った。
その後、Bさんは、引っ越してLさんのアパートで暮らすようになった。
○ Bさんにとってハッピーエンドだけど・・・
Hさんは、どうしているのかな?
生き霊のことも気になる。
桜 Bさんが引っ越した後も生き霊は、アパートにいた。
部屋を見に来た人達は、雰囲気の悪さに気がついたため半年、借り手が見つからなかった。
桜 Hさんは、Bさんの事を考え毎日泣いた。
その後、自殺未遂を繰り返したことで実家に連れ戻された。
実家の洋菓子店で働き知人に紹介された男性と結婚した。
○ ホッとしたよ。
桜 そうね。
桜 この話に学びは無いのではと思っているわね。
○ 何処にでもある話に思えた。
桜 そう、何処にでもある話。
Bさんは、相手のためだと思い断ることが出来なかった。
断ることが相手のためにも自分のためにもなると言う事を学んだ。
○ 断らないと相手に執着され生き霊を飛ばされることも学んだ。
Hさんは、何を学んだのかな?
理解できない。
桜 読者の皆さんも同じ思いをしている。
○ そうだと思う。
桜 幽界の20段目で124回の輪廻転生を経験していると言った。
これまで○○が見てきた人達を思い出して欲しい。
幽界の下段の人達を思い出して。
○ 共通点は、自分の利益だけを考えていることだよ。
男性のHさんは、物を欲しがる。
Eさんは、名誉を欲しがる。
愛を欲しがる人。
お金、地位、名誉など様々。
桜 自分のための執着が何を招くのかを見てきたでしょう。
分かりやすいのがお金に執着した事でケチになりマイナスの人生を歩んだ人もいたわね。
Hさんは、愛に執着したらどうなるかを学んでいるの。
勝手に相手は、自分が好きだと思い込んだ。
前回の話も同じ。
○ 思い込み・・・
桜 恋愛には、相手がいるのよ。
魂レベルが低いと自分のことしか考えないから、勝手に思い込むの。
○ 恋愛は、相手の気持ちを聞くことなんだ。
桜 多くの場合、相思相愛で結婚する。
そうでないこともあるけど本題から外れるから機会があれば話す。
○ 相思相愛ではないのに結婚する人のことを考えていた。
俺の心を読まないでよ。
桜 何時ものことでしょう。
○ 何時ものことだけどなれないよ。
桜 そうね(笑)
桜 気がついたのね。
○ Hさんの学びは、カルマなのかな?
桜 うん。
○ Hさんのカルマの話が聞きたい。
桜 分かったわ。
次回に続く