○ Ｙさんの奥さんから、何も得られなかった。
仕方なく妹の二人に来てもらった。
すぐ下の妹は、とても心配症。
全てのことをマイナスの方に考える。
兄の事もマイナスに考える。
考え方を変える方法を教えた。
桜 妹のカウンセリングになってしまったわね。
○ うん。
話を聞けたのは、兄からイジメられたことだけ。
桜 ○○が思うような話は聞けなかったわね。
○ 残念だよ。
○ 俺が書いた「ガンの克服」を読んでもらった。
初めは、常連さんでもないＹさんに本を薦めるのをためらった。
カライナイは、俺ですと言っている事になる。
他に方法がなかった。
桜 そうね。
○ 自分が学んできた知識だけで物事を判断し押し通すのが頑固。
他の人の意見を聞き入れるのがとても大事だと話した。
Ｙさんには、難しいことだった。
正義を盾にして自分の意見を貫く。
桜 魂レベルが低いの。
学んでいるのよ。
○ 分かっている。
○ 命がけでなければ、がんを治せないと言った。
桜 Ｙさんには、○○が言う命がけが分からないの。
そんな出来事が起こったでしょう。
○ うん。
○ お医者さんに言われ投薬をする事になった。
考え方を教えながら、手当てもした。
３回の投薬に耐えられなかった。
桜 投薬で嘔吐など辛い思いをしたからなの。
○ 投薬を続けながら、手当てをすれば治りも早い。
決めるのは、Ｙさんだから仕方がない。
桜 ○○が言った命がけが理解できないの。
自分は、近い将来死ぬと思っているのよ。
だから辛い思いはしたくないの。
どんなことをしても生きたいと思っていない。
○ うん。
○ Ｙさんは、がんを治す方法を調べた。
民間療法を見つけた。
桜、民間療法で治せるのかな？
桜 時間とお金をかければ、一般的な治療より治る確率は高い。
○ そうなんだ。
○ 週に３回以上、手当てを受けるように言った。
○ Ｙさん、手当てを受けなければ私の手に負えなくなります。
週に３回以上受けて下さい。
Ｙ 分かりました。
仕事帰りに来ます。
○ とても大事なことです。
忘れないで下さい。
Ｙ はい。
桜 Ｙさんは、約束を破ったわね。
○ うん。
一週間、来店しなかった。
手当てを受けなかったことで症状が悪化していた。
ステージ４だから何時入院するか分からないし手遅れだと思っていた。
今回、入院したら命は助からない。
そんな状況なのに桜の言葉に驚いた。
俺の口を借り「まだ間に合う」と言ったね。
本当に間に合うのかな？
桜 うん。
間に合う。
問題は、○○との約束を守れるかなの。
○ 分かった。
○ まだ間に合います。
でも、三日以上、手当てを受けなければ治せなくなります。
約束を守らなければ、治りません。
Ｙ はい。
ありがとうございます。
これから民間療法を受けます。
投薬と違い辛いことは何もないそうです。
問題は、高価なことです。
○ よくなるといいですね。
Ｙ はい。
桜 民間療法と手当てで元気になってきたわね。
○ うん。
笑顔を見せるようになった。
痛みも良くなってきたと言っていた。
民間療法って効果があるんだね。
桜 あるわよ。
手当てを受けながら治療しているから効果が大きいの。
次回に続く
