☆ 感情を抑えられなくなったJさんは、Yさんを恨みます。
○ やはり生き霊を飛ばしてしまったのですね。これまでと同じです。
☆ 何が起こるか見守って下さい。
○ はい。
☆ 帰宅したYさんは『ただいま』と言って自分の部屋に上がります。
ソファーに座っていたお父さんが、立ち上がりました。
父 お母さん、一緒に来てくれ。
母 どうしたの?
☆ お父さんは、お母さんと一緒にYさんの部屋に行きます。
ノックして中に入ります。
父 Y何処に行ったんだ?
Y 何処って?
行ったのは学校だけよ。
父 パワースポットとか墓地とか行っていないな。
Y お父さん、どうしたの?
学校以外、何処にも行っていないわよ。
☆ お父さんは、Yさんの部屋を見回します。
そしてYさんを見つめます。
母 お父さん、どうしたの?
説明してくれないと分からないわ。
父 信じられないかもしれないが、霊が居る。
母 悪霊?
父 よく分からないが、霊が居る。
☆ お父さんの言葉にYさんは、怯えています。
父 明日は、土曜で休みだ。
俺が世話になったことがある神社に行く。
Y、頭が重いとか変わったことはないか?
Y そういえば・・・体が重く感じる。
父 今夜は、3人一緒に寝たほうがいい。
母 お父さんは、霊感があるの。
出会った頃は、信じることが出来なかった。
お盆とか、お墓参りの時、色々あったの。
今夜は、一緒に寝ましょう。
Y うん、分かった。
☆ その晩、Yさんは、人の気配を感じお母さんに抱きつきます。
お母さんは、Yさんを抱きしめます。
お父さんは、そのことに気がついていますが、黙って見守っています。
夜が明けて何事もなかったことにお父さんは、ホッとしています。
☆ 朝食を済ませ隣町の神社へ行きました。
お祓いをしてもらいお守り、塩を購入し祝詞を頂きました。
父 いいか、お守りは、首にかけお風呂の時以外は、外しては駄目だ。
お父さんは、若い頃に悪霊に憑依されたことがある。
霊媒体質で近寄られることが多い。
霊を見ることは出来ないけど感じることが出来る。
憑依されたとき霊能者に浄霊をお願いしたけど偽物だった。
霊能者が、本物なのかお父さんには分からない。
色々と調べてここに来たんだ。
Y 夕べ怖かった。
だか分からないけど人の気配を感じたわ。
母 私も感じた。
父 誰かから恨まれることはないよな。
Y 恨まれることなんてしていないわ。
父 もしも、恨まれて生き霊を飛ばされたら、やっかいだ。
Y 聞いたことがあるわ。
本当に生き霊なんて存在するの?
父 間違いなく存在する。
何かの縁で生き霊はやってくるから、悪霊よりもたちが悪い。
☆ 帰宅すると買ってきた塩を置き結界を作ります。
○ お父さんって凄いです。
まさか、こんなことになるなんて想像もしていませんでした。
☆ ○○が、初めて聞く展開が待っています。
見守って下さい。
○ はい。
次回に続く
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