☆ 誰も居ない実家はホコリがたまっています。
庭も荒れ放題です。
Bさんが、疲労で寝込んでしまいました。
夫のKさんは、黙っていられなくなりました。
K 体を壊してまでお母さんの事のことをやるのは間違いだ。
何故、兄弟に手伝ってもらわないんだ。
B 言えないの。
K 気持ちは、分かる。
とにかく手を貸すようにと言う事だ。
B うん。
☆ お母さんから、電話がかかってきました。
B はい。
母 何で来ないの?
電話に出ないことも多い。
B 体調が悪いの。
母 薬を飲めば治る。
☆ お母さんから、説教されます。
電話を切ると怒りがこみ上げてきました。
お母さんを恨み始めます。
恨むことでお母さんの生き霊に憑依されます。
○ お母さんは、Bさんの事ばかり考えているのですね。
☆ そうです。
やる事もなく寂しいためBさんが来るのを待っています。
読者の皆さんの中には、母親が娘に生き霊を飛ばす事などあり得ないと思う方がいます。
○ 私は、母親に生き霊を飛ばされ苦しんでいる方を見てきました。
それも複数の方です。
☆ そうですね。
実際に起こっていることです。
☆ 直ぐにお母さんから、電話がかかってきたのですが、無視します。
お母さんは、何度も電話をかけます。
耐えられなくなり電源を切りました。
翌日、元気になったためパートへと出かけます。
携帯の電源は、切ったままです。
○ 携帯は、便利なのですがトラブルの元になる事もあります。
☆ そうですね。
☆ 帰宅して4人で夕食を食べているときです。
一番上の姉が訪ねてきました。
Wさんです。
W お母さんから、電話があった。
電話が通じないのね。
どうしたの?
B 私、耐えられない。
お見舞いに来いとか、電話に出ろとかいろいろと言われる。
実家の草刈りもやらない。
疲れて寝込んでいた。
W これまでもBがお母さんの面倒を見てきた。
私は、美容院の仕事が忙しいの。
B 私も仕事をしているわ。
W パートでしょう。
私より時間がある。
☆ Wさんの言葉に言い返すことが出来ません。
○ お姉さんの方が強いのですね。
☆ そうです。
年上で勉強なども教えられてきたのも原因の一つです。
翌日、お見舞いに行くと怒鳴られました。
母 電話にも出ないし見舞いにも来ない。
私を見捨てるつもりなの。
☆ 声が大きかったため看護師がやって来ました。
看 落ち着いて下さい。
娘さんにも都合があります。
他の患者さんと比べて下さい。
お見舞いに来る回数は、多いですよ。
☆ 看護師の言葉にお母さんは、Bさんを睨み付けます。
お母さんの出す怒りの念がBさんの頭を押さえ込みます。
急に頭痛がしてその場に座り込んでしまいました。
看 Bさん大丈夫ですか?
☆ 30分ほど休むと楽になったため帰宅しました。
頭痛が気になり後日、検査したのですが、異常はありませんでした。