お金で考えが変わるのは、間違い!母親の面倒8

憑依

☆ お母さんは、娘達に集まるように言いました。
  四は、Bさんの家に行き皆で集まるようにと言われたことを伝えました。

四 何で電話に出ないの。
B お母さんの面倒を見ないからよ。
  これからは、三人で見て。
四 私に言われても困る。
  明日の昼、お母さんの家に来て。
  大事な話だと行っていた。
B 分かった。

☆ 心配なためご主人のKさんと一緒に行くことのしました。
  翌日、3人は先に来ていました。

母 B、なんで電話に出ないの。
K お母さん、すみません。
  これまでB一人でお母さんの面倒を見てきました。
  寝込んでしまったのです。
  もう無理は出来ません。

☆ Kさんの言葉にお母さんは何も言いません。
  男性が苦手なのです。
○ 女には強いけど男性には弱いのですね。
☆ そうです。

母 誰か、此処を受け継いで欲しいの。
W 皆、家を持っている。
母 家だけでなく畑もある。
  今まで話さなかったけど他にも土地がある。
  受け継ぐのなら、家も立て替える。
W どれくらいの価値があるの?
母 調べてもらわないと分からない。
  全て合わせたら数千坪。
  貯金は、3億数千万円。
二 そんなお金があるわけない。
四 あるの。
  私、見た。
  残高が1億数千万円あった。

☆ 四の言葉にWさんと二の顔色が変わりました。
  お母さんは、土地の説明をしました。
  土地の権利書を見せます。

W 私、お父さんに相談する。
四 私も。
二 私もよ。
母 Bはどうするの?

B 私は、いらない。
K そうだな。
  欲しい人に譲って下さい。

☆ 帰宅したBさんは、Kさんと話し合います。

B 私は、家族が健康で幸せならいい。
  お金より家族が大事。
K そうだな。
  俺も同じ考えだ。
  住宅ローンも5年で終わる。
B うん。

○ Bさん、Kさんの考えに賛成です。
☆ 幸せは、お金で買えませんね。
○ はい。
  どうして土地やお金があるのですか?
☆ 先祖から、受け継がれたのです。
○ どうして娘達に話さなかったのですか?
☆ お母さんは、何不自由なく暮らしてきたため話す機会がなかったのです。
○ 分かりました。

☆ 自宅に帰った三人は、ご主人に相談しました。
  皆でお母さんの面倒を見て四等分するのが当然だと言います。

旦 どうして皆で手分けしないんだ。
W 受け継いだら億のお金が手に入る。
  受け継ぐのが条件よ。
旦 俺は、どちらでもいい。
  任せる。

☆ 三人のご主人は、同じ考えです。
○ はい。

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