多くの霊が居る場所は、不幸が起こる!うつの原因8

ウツ

桜 電子書籍になるほど長い話になっているわよ。
○ 分かっている。
  俺だけでなく読者の皆さんも続きを聞きたい。
桜 いいけど無理しないで。
○ 分かった。

○ Aさんは、どうしているのかな?
桜 カウンセリングを受け明るい方に進んでいる。
  2ヶ月後、退院して自宅に戻った。
  自分を責めることを辞めたため元気を取り戻した。
  土日になるとE君がやって来て一緒に出かけるようになった。

E 今日は、何処に行こうか?
A 靴が欲しい。
  デパートがいいわ。
E 分かった。

○ 二人は付き合っているのかな?
桜 E君に彼女がいるのか、怖くて聞けないのよ。
○ そうなんだ。
桜 靴を買い食事をしませ公園で散歩をしているときです。

A 中学の時、K達から助けてくれたね。
  覚えている?
E 覚えているよ。
A E君と約束なんかしていなかった。
  何故、助けてくれたの。
E Aが好きだから。

桜 突然の言葉に立ち止まると顔が赤くなります。

A 今は?
  好き?
  それとも嫌い。
E 嫌いなら、一緒に居ない。
A それで何も言わないの。
E ・・・
A 私が言う事かしら。
E 俺が言うことだよ。

桜 顔を赤くしたE君は、勇気を出して言いました。

E 僕は、Aが好きです。
  付き合って下さい。
A 私もE君が好き。
  よろしくお願いします。

○ ハッピーエンドだね。
  あれ!
  二人は、結婚の約束をしたソウルメイト?
  Aさんを助けた後、付き合うこともなかった。
桜 そう、ソウルメイトよ。
  物事には、時期があるのよ。
  今が、その時なの。
○ そうなんだ。

桜 Aさんは、仕事を辞めて実家に戻った。
  自宅から近い介護施設で働いた。
  ○○が言ったハッピーエンドは、まだ先よ。
  ハッピーエンドにならないかも知れない。
  これで終わりにしてもいいのよ。
○ 何があったのかな?
桜 介護施設で働き始めて変化が出てきた。

桜 問題は、夜勤の時に起こった。
  皆寝ているはずなのに話し声が聞こえたり足音が聞こえる。
  話し声は、聞き取れないほど小さい。
  不思議に思ったAさんは、先輩のYさんに聞いた。

A Yさん、夜勤の時、話し声や足音が聞こえるのですが、誰も居ません。
Y 面接の時、主任は何も言わなかったの?
  戦時中、ここで多くの人が亡くなったらしいの。
  私も夜勤が嫌。
  見回りを二人で行く理由よ。
A 怖い。
Y 大丈夫よ。
  夜勤で一人になる事はないでしょう。

○ 桜、戦時中に何があったのかな?
桜 野戦病院の跡地よ。
  この場所で多くの兵隊が亡くなったの。
  街の中で土地がない。

  施設なら問題ないと思って建てた。
  負傷して亡くなった兵隊の霊が沢山居る。
  利用者さんが寝ているとき憑依する。
  人の体を借りてうめき声を上げる。
  霊が沢山居るから、いろいろな現象が起こるの。
  勝手に物が動くのも珍しくない。
○ 本当にそんな場所があるのかな。
桜 思い出して。
  環境による憑依の話。
  実際にお店に来るお客さんが住んでいる所。
○ そうだった。
桜 他にもあるわ。
○ 思い出した。
桜 そう、○○が行かない場所。
○ 意外に複数ある。
桜 現実だからね。
○ 分かった。

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