話は、1から続いています。
下記をクリックし1~25を読まれることをお勧めします。
桜 Aさんは、施設の長に呼ばれた。
長 Aさん、これを見て。
桜 見せられたのは、Kさんが書いた誹謗中傷の記事。
多くの人の意見が書かれている。
「Aは許せないと」と書かれている。
A そんな。
私は、呼ばれたら行きます。
虐待なんかしていません。
長 施設名もAさんの名前もあっている。
何もないのに書き込まれることはないでしょう。
メールや電話で苦情が来ている。
どうしたらいいのか分からない。
とにかく利用者さんの対応には、気をつけて。
A はい。
桜 スマフォを手にトイレに入り確認します。
書かれていることは、事実ではありません。
JさんとYさんにあったことを話しました。
J 書いた人誰だか分かるでしょう。
A ・・・
Y Wさんの孫、Kさんよ。
A そんな・・・
J 施設名、Aさんの名前が書かれていることで分かる。
私達は、皆で仕事をしている。
呼ばれたら、必ず誰かが行く。
虐待したとしたら、他の職員に分かってしまう。
恨まれているとしか思えない。
A 恨み。
桜 Aさんは、学生の頃の話と以前勤めていた施設での出来事を話しました。
Y 理不尽ね。
Aさんをイジメの対象にしている。
J そうね。
桜 利用者のCさんが声をかけてきました。
C Aさんは、誰かを虐待しているんだ。
わしの所には、来ないでくれ。
桜 噂が広がりAさんは、利用者さんから嫌われます。
利用者さん、メール、電話で施設の長にクレームが殺到します。
施設の長は、職員を集めました。
長 Aさんの件で集まって貰いました。
何故、こんなことになったのか、Aさん答えて下さい。
A ・・・
桜 Aさんは、クレームの恐怖と念の影響で言葉が出ません。
J 私から、説明させて下さい。
桜 Jさんは、これまでの経緯を話しました。
長 分かりました。
Jさんは、しばらく休職して下さい。
Jさん、Yさんは、私の部屋に来て下さい。
桜 3人は、対応策を話し合います。
J 私の知り合いに弁護士がいます。
相談した方がいいと思います。
Y 私達では、対応できません。
長 弁護士を呼んで下さい。
J はい。
桜 弁護士の相談したことで全てが明るみに出ました。
Kさんは、名誉毀損で逮捕されました。
○ Aさんは、どうしているのかな?
桜 部屋に閉じこもっている。
○ 無実が分かったのに?
桜 SNSを見て送られてきた念が消えていないのよ。
○ そんな・・・
桜 時間が経つのを待つしかない。
○ SNSがなければ、こんなことにはならなかった。
桜 大丈夫よ。
Aさんが、立ち直るのを待とう。
○ 素直に「うん」と言えないよ。
桜 大丈夫よ。
桜 施設内も落ち着きを取り戻しています。
○ Wさんは、どうしているのかな?
桜 此処に居ることが耐えられなくなり他の施設に移った。
○ 謝ったんだよね。
桜 謝ってない。
やったのは、全て孫だと言い切ったの。
○ 謝った方が罪は軽くなるんだよね。
桜 そうよ。
罪を軽くするチャンスをWさんは、放棄したの。
半年後、歩けなくなった。
○ 1年以内に歩けなくなると言ったよね。
早すぎる。
桜 謝らなかったことで憑依している悪霊が増えた。
○ 増えた分、重くなったんだ。
桜 そうよ。
読んで学べたと思うのでしたら、応援をお願いします。
カライナイを応援する。