意地悪が酷いと悪霊に取り囲まれ地獄に落ちる!うつの原因23

ウツ

話は、1から続いています。

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桜 Sさんが歩けなくなり数ヶ月が経ちました。
  夜勤の日、Yさんと一緒に利用者さんの部屋を廻ります。
  Sさんの部屋に入ると黒い煙のようなものがSさんを取り巻いています。

A Yさん、変です。
Y そうね。

桜 急いで確認するとSさんは、息をしていません。
  急いでお医者さんを呼びます。
  Sさんの肉体から、薄黒い煙のようなものが出てきました。
  取り囲んでいる黒い煙に包まれるように下に落ちていきました。
  初めて見る出来事にAさんは、身動きが出来ません。

Y Aさん、しっかりして。
  大丈夫だから。

桜 Yさんの声で我に返ります。
  お医者さんが到着して亡くなったことを告げられました。
○ Sさんは、悪霊達と一緒に地獄に落ちたんだ。
桜 うん。
○ 歩けなくなって数ヶ月後だよね。
  亡くなるのが早くないかな。
桜 知っているでしょう。
  年寄りが歩けなくなると死期が近いの。

桜 翌日、Jさんに声をかけられました。

J 亡くなるのを初めて見たのね。
A いえ、何度か経験しています。
  Sさんが黒い煙に包まれて下に落ちていきました。
  何が何だか分かりません。
J カライナイの本に書かれていた事よ。
A 現実に起こるなんて・・・
  地獄に落ちたのですか。
  本当に地獄があるのですか?
J 本当よ。
  私は、悪霊だけでなく天使を見たことがあるの。
  天国も地獄も存在する。
  そうでなければ、天使も悪霊も見ることが出来ない。
  Aさんには、悪霊が黒い人影として見える。
  私には、血を流した兵隊が見えるの。
  利用者さんが、うめき声を上げているとき兵隊の霊がのしかかっている。
A Jさんは、凄いです。
  私が、血を流した兵隊を見たら、気が狂います。
J Aさんも強くなる事よ。
A はい。

桜 二人が話をしていると新たな利用者さんが入ってきた。
  落ち着きを取り戻していないAさんに次の試練が訪れます。
  来たのは以前の施設にいたWさんと孫のKさんです。
○ 偶然なのかな?
桜 そうよ。
○ Aさんのカルマ?
桜 違う。
  Kさんは、Aさんの同級生でしょう。
  同じ地域に住んでいるのよ。
  Wさんの家から近い施設に移ってきたのよ。
○ 野猿病院の後だと知っているのなら、移らないよね。
桜 WさんもKさんも目に見えない者は、信じないの。
○ なるほどね。

W あら、Aさんじゃない。
  辞めたと聞いたけどここに転職したのね。
A はい。
K よろしくね。
A うん。

桜 Kさんは、ニヤリと笑っています。
○ 悪霊に憑依されているんだ。
桜 そうよ。
  Wさんも憑依されている。
  二人で人の悪口を言っているの。
  以前より酷くなっている。
○ Aさんは、以前に学んだ知恵を手に入れたから、同じようにならないよね。
桜 一度の経験と学んだばかりの知識よ。
  簡単にはいかない。
○ そうか・・・

桜 Aさんは、今までのことをJさんとYさんに話しました。

J 大丈夫よ。
  ここは小さな施設だから、必ず誰かが近くに居る。
  私達も見ている。
Y そうよ。
  心配しないで。
A ありがとうございます。

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