ひらめきは、守護霊からのメッセージだと気がついて!長生き7

健康

桜 Eさんは、仕事を辞めレストランでアルバイトを始めた。
  当時では、珍しいイタリアンのお店。
  初めは、皿洗い。
  半年後には、食材の下ごしらえ。
  これまで家事をこなしてきたため苦に感じることはない。
  オーナーシェフのKさんは、Eさんを軽く見ていた。
  ベテランの主婦に思えた。
  手が空くとKさんは、Eさんを見ていた。


○ 桜、ちょっと待ってよ。
  いきなり仕事を辞める?
  変だよ。
  省略したんだ。
桜 うん。
  省略した。

桜 簡単に説明する。
  これまでも話してきたこと。
  ひらめきは、守護霊からのメッセージだと気がついて下さい。
○ 分かった。

K Sさんは、何歳だったかな?
S もうすぐ25歳です。
K 仕事ぶりを見ていたら、ベテランの主婦のようだ。
S 私は、6人兄弟の一番上なんです。
  忙しい両親に代わって家事をしていました。
K 偉いな。
S いえ、当然のことです。

桜 Kさんは、毎日、Sさんを見守っています。
  1年後、料理を教え始めた。
○ きっと上手だよね。
桜 そんなことないの。
  扱ったことのない食材が多いのよ。

K 駄目だ。
  焼きすぎだ。
  食べてみるんだ。
E はい。

桜 食べてみたら、美味しく感じます。

E 美味しいと思います。
  ステーキを初めて食べました。
  鶏肉よりとても美味しいです。


K 初めてステーキを食べたのか?
E はい。
  初めてです。
  我が家で肉と言えば、鶏肉です。
K 牛肉は、他の肉と違い焼き加減が大事なんだ。
  勿論、スパイスやソースも大事だ。
E はい。
K 見ているんだ。
E はい。

桜 Kさんは、肉を焼き始めました。
  焼き上がった肉を盛り付けました。

K 食べてみるんだ。
E はい。

桜 食べてるとEさんの表情が変わりました。

E 美味しい。
  こんなに美味しいものを食べたことがありません。
K そうなんだ。
  とても美味しそうに食べてくれて嬉しいよ。

桜 Eさんは、食べ終わると丁寧に頭を下げお礼を言いました。

E シェフ、ごちそうさまでした。
  私もシェフのようになりたいです。
  美味しい料理をお客さんに食べてもらいたいです。
K 料理学校に通って多くを学ぶ事だ。
E ・・・
K どうしたんだ。
  学びたくないのか?
E ・・・
  料理学校派の学費を支払うことが出来ません。
  まだ実家に仕送りをしています。
  私には、学費を払うことが出来ません。

桜 Eさんの言葉にKさんは、笑顔で応えます。

K 今までのように仕送りをするんだ。
  学費は、私が立て替える。
  出世払いだ。
E ・・・
  甘えていると思います。
K 甘えではないぞ。
  出世払いだ。
  出世したら、返してもらう。
E はい。

桜 読者の皆さん、前置きが長いと思うかもしれませんが必要です。
  Eさんになったつもりで話を聞いてくれたら、嬉しいです。
○ 俺は、Eさんになったつもりになれないよ。
  25歳の時、遊ぶことしか考えてなかった。
桜 いいから、なりきって。
○ 分かった。

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