ソウルメイトの力を借り魂レベルを上げる!霊界編11

運命の書

☆ H君は、サークルで知り合ったDさんを動物園へと誘いました。

H 明日の土曜日だけど空いているかな?
D うん。
H よければ、動物園に行かないか。
D うん。

○ H君は、成長したのですね。
☆ ○○が気になっていたことですね。
○ はい。
  霊界の運命の書の話から外れるため気になっていても聞けませんでした。
☆ 聞きたいことは聞いて下さい。
○ はい。

☆ お昼になりました。
  H君は、食事が出来るところを探そうとしました。

D 大丈夫。
  弁当を作ってきたの。
H 嬉しいよ。
D 向こうのベンチで食べよう。
H うん。

H 俺、男らしくなったかな?
D 初めて会ったときと比べたら、別人よ。
  男らしい。
H 良かった。
D でも少し足りない気がする。
H ?
  言葉遣い。
  仕草。
  態度。
  直してきたのに・・・
  何が足りないのかな?
D 心。
  気持ちの表現。
H ?
D まだ分からないの。
  私の事をどう思っているの?

☆ H君の顔が赤くなっていきます。

D サークルの皆は、H君が私を好きだと知っている。
H え!
  誰にも言っていないのに。
D 練習が始まるとH君は、私の隣に来る。
  それも毎日。
  誰でも分かる。
H 恥ずかしい。
D 女の子じゃないでしょう。
  男らしくするのよね。
H 分かった。

☆ H君は、Dさんの前に立ち息を吸い込み正拳突きを数回しました。

H 僕は・・・
  違う。
  俺は、Dの事が好きだ。
  付き合って下さい。

☆ 目を閉じ頭を下げ手を差し出しました。
  Dさんは立ち上がりH君の手を握りました。

D 私もHが好き。
  よろしくお願いします。

☆ 頭を上げDさんを見つめます。
  喜びがあふれDさんを抱きしめました。

H ありがとう。
D うん。

○ ハッピーエンドで良かったです。
  運命の書に書いた男性として生きる事を実現しました。
☆ ○○、気が早いですよ。
  二人の人生は、スタートしたばかりです。
○ はい。

☆ 話が前後してしまいました。
  二人が付き合い始めた後、LさんとKさんが亡くなったのです。
  Pさん、Jさん、H君は葬儀で疲れ果てています。
  H君の携帯が震えました。
  疲れているためその場で電話に出ました。

D 忙しいのにごめん。
  しばらく会っていないから声を聞きたかった。
H うん。
  お爺ちゃんの葬儀が終わったところだよ。
D 落ち着いたら、会いたい。
H 俺も会いたい。
D 迷惑になったら困るから、切るね。
H うん。

☆ お父さんとお母さんは、笑顔でH君を見ています。
  それに気がつきその場で電話に出たことを後悔しました。
  お父さんは、財布からお金を取り出しました。

P 疲れただろう。
  彼女と肉を食べてこい。
  元気になるぞ。
  それより何時、彼女が出来たんだ。
H 最近。
J 彼女が出来てお母さんも嬉しい。
  行ってきて。
H うん。

○ 運命の書に書いた事ですか?
☆ そうです。
  H君の3世代前の夫がDさんです。
  Dさんの魂レベルは、幽界の324段目です。
  H君は、男性として生きる事を決めたときDさんに力を貸して欲しいとお願いしたのです。
  精進するためには、ソウルメイトの力を借りる必要があるのです。
  二人で学んでいく事になります。
○ 結婚するのですね。
☆ そうです。
○ 分かりました。

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