歩くことが難しくなっても頑固に水を飲まない方!脳梗塞2

○ 手当ての前に浄霊した。
  手当てが終わると質問してきたよ。
  カウンセリング料ももらっていないため長話は避けたい。
桜 ずうずうしいのも分かっているでしょう。
○ だから、話したくない。
桜 少しは聞いてあげて。
○ うん。

G トイレの換気扇の所に黒い煙のような者が見えた。
  煙なら火事になるかも知れないと思い見ていた。
○ 悪霊です。
G しばらく見ていたら、消えた。
○ 悪霊。

桜 職場で霊現象を経験したのに信じていない。
○ うん。
  Gさんの家には、悪霊が住み着いているんだ。
桜 そうよ。
  脳梗塞で倒れたことで考える事がマイナスになっている。
  全てのことがマイナス。
  マイナスの考えは、悪霊を呼び寄せる。
  このまま動けなくなるのではと恐れている。
  何故、自分は不幸なのか考える。
  不幸を呼び寄せているのは、自分の考えだと気がつかない。
  笑顔が出ない状況なの。
○ うん。

○ 黒い煙の話が終わると何かを言おうとしているのが分かったから、その場を離れた。
  Gさんは、ケチだからカウンセリング料を払うとは思えない。
桜 お金を持っているのに使わない。
○ うん。
  俺が離れたことで立ち上がり出入り口に歩き出した。
  歩き方が変。

○ ある事に気がつき呼び止めた。
  商品を購入して頂いたら、手当てをします。
G はい。
  ありがとう。
  また来ます。

桜 ケチなGさんだから、しばらくは来ない。
○ そうだね(笑)

○ Gさんが帰った後に店長が報告した。

店 入院する前、スーパーで買い物をしていてカートが思うように進まなかったんだって。
  フラフラしてまっすぐ進まなかった。
  その時、すぐに病院に行くべき。
  入ってくるときもフラフラして歩いていた。
  段差が低い階段も上がれないから、大回りして入店した。
  歩けることが大事だって。
  入院してから、健康のありがたさに気がついたみたい。
  仕事も辞めたって。
○ そうなんだ。

○ こんな状況なのに水を飲みたがらない。
  俺には、理解できない。
桜 自分が脳梗塞になるなんて思っていなかったの。
○ お医者さんにも水を飲むようにと言われ俺にも言われた。
  それでも言うことを聞かない。
桜 病院の薬を飲んでいるから、大丈夫だと思っている。
○ 薬だけでは、改善出来ないよ。
桜 そうね。

桜 歩くとフラフラするのは、脳の血管に異常があるから。
○ そうだね。
  今のままだと悪くなっていく。
  助けたくても言うことを聞いてくれない。
桜 そうね。
  Gさんの人生だからね。
○ 歯がゆい。
桜 見守るしかないの。
○ うん。

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