仏壇に向かい亡くなった方に話しかける行為は間違い!病気7

がん

桜 数年が過ぎたけど何故、地獄にいるのか分からない。
  高橋信次さんの事を思い出したのね。
○ うん。
  何十年も前に高橋信次さんが書いた本を読んだ。
  お釈迦様の話だよ。
  何十年も前だから、うろ覚えだけどね。
  弟子がお釈迦様に「私の母は、地獄にいます。救う方法を教えて下さい」と尋ねた。
  答えは「あなたが幸せに生きる事」だった。
  ☆の女神様から、詳しく聞いたのが「お墓と仏壇」だよ。
桜 良い学びになったわね。
○ うん。

桜 毎日、仏壇に手を合わせるお母さんを見てIさんは辛く感じた。
  お母さんを元気にしたいと思い休みの日は、一緒に出かけた。
  楽しくショッピングをしたのに仏壇に手を合わせる。

I お母さん、毎日、仏壇に手を合わせなくてもいいと思う。
K 話し相手がいないと寂しい。
I 私とHがいるでしょう。
K 昼間は、一人よ。
I もしかして・・・
  私達がいないとき仏壇に話しかけているの。
K 寂しいから。

○ よくない行為だよ。
  Sさんが地獄に落ちた原因を見つけてもKさんが話しかけたら、成仏出来ない。
桜 そうね。
  仏壇に話しかける行為は、成仏の妨げになる。
  天国に帰りたくても話しかけられたら、帰るのをためらう。
○ 多くの人が、知らない事だよ。
桜 そうね。

桜 お母さんが心配になったIさんは、仏壇についてネットで調べた。
  見つけたのは、○○の書いた「お墓と仏壇」よ。
○ 宣伝?
桜 現実と宣伝の両方。
  実際に「お墓と仏壇」を読んで問題を解決した人がいるの。
○ ・・・
桜 信じなくてもいいの。
○ 分かった。

桜 Iさんは、お母さんと妹のHさんに「お墓と仏壇」を読んでもらった。

H 仏壇に話しかけたら、お父さんは天国に行けない。
K そうかもしれない?
I 私は、この本に書かれていることを信じる。
H ネットでカライナイのブログを読んだ。
  凄い事が書かれている。
  お母さんも読んでみて。
K 分かったわ。

桜 ブログを読んだお母さんのKさんは、仏壇に話しかける行為が間違いだと思った。

K 一度だけ「お墓と仏壇」を仏壇の前で朗読させて。
  もしも、お父さんが成仏していないのなら、朗読することで天国に行けると思うの。
  朗読した後は、仏壇に話しかけない。
I それならいいと思おう。
H そうね。

桜 娘達の前で仏壇に向かい「お墓と仏壇」を朗読した。
○ 孤独地獄に居るSさんにKさんの思いが伝わるといいな。
桜 そうね。

桜 Sさんは、Kさんの朗読を黙って聞いています。
  読み終わるとSさんは、考え込んでいます。

S 頑固・・・
  俺は、部下に自分の考えを押しつけた、
  自分が間違っていると思っても考えを貫いた。
  家族にもそうだった。
  俺が稼いでいるのだから、言う事を聞いて当然だと思っていた。
  ここは、孤独地獄なんだ。
  ここには、誰もいないから、頑固が出せない。
  これまでは、Kが話しかけてくれたから、寂しいと思わなかった。
  何も言わなくなるんだ。

桜 朗読が終わるとKさんは、ホッとした。

H これでお父さんも分かったと思う。
I きっと分かってくれた。
K そう信じている。

桜 その後、Kさんは仏壇に向かい話をしなくなった。
  3人は、お父さんのため、自分たちのため幸せに暮らす事を誓った。
○ これで終わりになるんだ。
桜 終わりにしてもいいのよ。
○ 先があるんだ。
桜 うん。

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