餓鬼地獄(有財餓鬼)欲深い人!母親と娘14

母親と娘の関係

☆ 愛さんが落ちる地獄が気になるのですね。
○ はい。
☆ 番外編の番外編になり本題から、かなり離れた話になります。
  知りたいのですね。
○ はい。
☆ それでは、インターネットを使い金銭欲の地獄について調べて下さい。
○ はい。

☆ 見つけましたね。
  私の話すことは、基本的に○○の知識が元になります。
  今世の知識、そして過去世で経験した事を元に話をしています。
  ○○は、孤独地獄に落ちた事がありますが他の地獄に落ちたことはありません。
  金銭欲の方が落ちる地獄を知らないのです。
○ それで調べるようにと言ったのですね。
☆ そうです。

☆ ○○がインターネットで見つけたのは、餓鬼地獄ですね。
○ はい。
  餓鬼地獄とは、餓えた人が落ちる所だと思っていました。
  食べても食べてもお腹がいっぱいにならないし痩せ細っている。
  食べ物を奪い合う。
  そのような地獄だと思っていました。
☆ 餓鬼地獄は、欲の地獄と言ってもいいと思います。
  物に対する欲の地獄です。
  餓鬼地獄の中に有財餓鬼と言う場所があるのです。
  文字で分かるように有財です。
  愛さんのようなお金に対する執着を持った人が落ちる地獄です。
  お金がなかった頃には、存在しない地獄だったのです。
  以前に話したように新たに出来る地獄があり消えていく地獄もあります。
  時代の変化と共に地獄も変化するのです。
○ はい。

☆ それでは、愛さんの話をします。
  お金の亡者に憑依された愛さんが亡くなるとお金の亡者達と共に有財餓鬼に落ちました。

愛 ここは、何処なの?

☆ 人が沢山居るためここが何処なのか聞こうとしました。
  穏やかそうに見える女性に声をかけようと近づきます。
  女性がいきなり走り出しました。
  他の人達も走り出しました。
  見ると上の方から、お金が降ってきます。
  降ってきたお金を取りポケットに入れています。
  お金が降り止むと人々は、上を見ています。
  しばらくするとお金が降ってきました。
  その光景を見た愛さんも走り出しお金を拾います。
  一万円札が何枚か重なっているのを見つけ取ろうとしたときです。
  誰かに押され転びました。
  押したのは、声をかけよとした女性です。
  立ち上がりお金を探すのですが、ありません。
○ お金が必要なのは、肉体を持った人々が暮らす3次元だけです。
  地獄でお金を手に入れても使い道がありません。
☆ そうですね。

☆ お金が落ちてこなくなると拾ったお金を数えます。
  お金を数えながら、ニタリと笑っています。
  愛さんがお金を数えていると男性が近づいてきて奪われました。
  似たようなことが、あちらこちらで起こっています。
  体の大きな男性は、他の人から奪ったお金をポケットに入れようとするのですが、入りません。
  三人の女性が大きな男性を襲いお金を奪います。
  その後、三人の女性は他の人にお金を奪われす。
○ 金銭欲の世界なのですね。
☆ そうです。

☆ 気がつくとお金が消えています。
  そして上からお金が降ってきました。
  愛さんも必死でお金を拾います。
  同じ事が繰り返されます。  
○ 鬼に追いかけられる地獄のように同じ事を繰り返すのですね。
☆ そうです。

☆ 3次元の時間で100年が過ぎました。
  愛さんは、ある事に気がつきました。
  突然、人が現れる。
  そして突然消える人がいる。
  数え切れないほどのお札を拾ったのにポケットの中には、何もありません。
  どうせ消えるのなら拾っても無駄かも知れないと思います。
○ 100年分の経験をしているのですね。
☆ そうです。

☆ 愛さんの居る上から、お金が降ってきました。
  他の人は、必死にお金を拾います。
  肩に落ちた1万円札を取りました。
  それを見た男性が近づいて来ました。

愛 欲しいのなら、あげます。

☆ 愛さんは、男性に1万円札を手渡しました。
○ 手に入れても消えてしまう事を知ったからですね。
☆ そうです。
  男性が、1万円札を受け取った瞬間、周りが明るくなり目を開けることが出来ません。
  明るさに慣れるとゆっくりと目を開けました。

母 お帰り。
  待っていたわ。
愛 お母さん。
  ここは?
母 天国よ。

○ 成仏して天国に帰ってきたのですね。
☆ そうです。
○ 帰ったのは、幽界の20段目ですか?
☆ いえ、1段目です。
  動物の魂から人間の魂に進化したときと同じ魂レベルなのです。
  今回の経験を振り返る事で元いた20段目に上がるのです。
○ 分かりました。
  欲ばかり出していたら、天国に帰ることが出来ない事を学んだのですね。
☆ そうです。
  これで話は終わりです。
○ はい。
  ありがとうございました。

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