死を迎えることを知っている人と知らない人がいる!2

死の直前

○ Nさんのこれまでを聞きたい。
桜 商売が、軌道に乗るまで苦労してきたの。
  幼い頃から、貧しい生活をしてきた。
  何時もお腹を空かせていた。
  大人になって商売をするために働き資金を作った。
  多くの辛い思いをしたため辛いことになれている。
  聞きたいのは、死の直前の事でしょう。
○ うん。

○ これまで何度もガンで亡くなった方を見てきた。
  Nさんも死の直前「皆の言う事を聞けば良かった」と言ったらしい。
  死の直前になると自分が死ぬのが分かるのかな?
桜 人によって違う。
  Nさんは、分かっていた。
  肉体が機能しなくなっている事に気がついたの。
  友達のOさん達に話をしたとき話すのが辛かった。
  最後まで機能していたのが、口。
○ 皆の言う事に気がついただけでもいいと思う。
桜 そうよ。

○ 死んだら地獄だよね。
桜 うん。
  ガンで亡くなったと言う事は、頑固。
  天国には、頑固な人なんていない。
  頑固な人がいるのは、地獄。
○ うん。

桜 死の直前って人によって違うと言った。
  いくつか例え話をする。
  悪霊に憑依されたまま亡くなる方の話。
  悪霊と会話していない方の場合、何も分からない事が殆ど。
  死んだことさえ分からない。
  憑依されているのだから、いきなり地獄に落ちる。
  気がつけば地獄に居るの。
  地獄に落ちたことに気がつくのも時間がかかる。
○ なるほど・・・
  想像できる。

○ これまで何度も悪霊と会話していない方を見てきた。
  そんな人は、どうなんだろう?
桜 死ぬ直前の会話を再現する。
  死の直前のHさんと悪霊の会話。

悪 もうすぐだ。
  俺たちと一緒だ。
  死んだら楽になる。
  痛みの苦しみも無くなる。
H 俺は、死ぬのか?
悪 そうだ。
  お前は、俺たちの仲間になるんだ。

桜 こんな会話をしているの。
  そして肉体は、死を迎えるのよ。
○ 悪霊は、俺たちの仲間だと言っているけど違うよね。
桜 うん。
  違う。
  自分の子分にしてしまうの。
○ 行き先は、地獄。
桜 そうよ。
  そこには、魔王や大魔王が居る。
  子分として使われる。
○ うん。

桜 これまでの行いを良いこから、悪いことを引いてプラスなら天国、マイナスなら地獄。
  プラスのAさんの話をする。
  プラスと言っても少し(プラス10)
  気がつくと幽体離脱して自分の肉体を見ている。
  肉体の周りには、家族が居て悲しみで泣いている。
  自分は、死んでいない。
  ここに居る。
○ 死ぬことを教えてもらえないんだ。
桜 物が全てだと考え死んだら無になると考えていたからなの。
○ ?


桜 肉体が滅びても魂は永遠に生きて輪廻転生をしている事を知ってもらうためよ。
  死んだ肉体、そしてお葬式を見る事で死んだことを知る。
  死んだことに気がつくとお迎えが来る。
  以前に聞いたようにAさんに合った迎えが来る。
  Aさんは、何度か教会に行ったことがある。
  迎えに来るのは、誰だか知っているでしょう。
○ 羽の生えた天使。
桜 そうよ。

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