話は続いています。
下記をクリックし1~5を読まれることをお勧めします。
E Aさんじゃないですか?
桜 顔を上げると爽やかな青年が立っています。
A E君?
E そうだよ。
久しぶりだね。
顔色が悪いけど大丈夫?
A うん。
E 後輩の付き添いできたんだ。
どうしたんだ。
A 生きるのが辛いの。
死にたい。
E ・・・
桜 Aさんの言葉にE君は、驚いてしまったの。
E 少し待っていて。
桜 その場を離れ後輩だと思われる男性と話をしています。
E 後輩は、一人で帰れる。
俺のアパートは、近くなんだ。
コーヒーを飲まないか。
A 迷惑をかける。
E 気にするな。
○ 何が起こったのかな?
守護霊?
桜 そう、守護霊の導き。
○ Aさんの守護霊が助けを求めたんだ。
桜 違うの。
二人は、巡り会うことになっている。
巡り会うために守護霊が、頑張った。
○ 巡り会う?
桜 話が進んでいくと分かる。
○ 分かった。
E よければ、何があったのか話してくれ。
A うん。
桜 Aさんは、これまでのことを全て話した。
○ 希望が見えてきた。
桜 うん。
E 偶然にKさんに出会ったんだ。
何故、自分が悪いと思うんだ。
利用者さんに対して敬語を使い優しくしているんだよね。
呼ばれたら、直ぐに行っているんだよね。
A 部屋の隅のゴミ。
E Aの仕事は、介護だよ。
掃除は、担当の人がいるよね。
A うん。
担当の人達がいる。
E Wさんは、Aにだけ注意していないと思う。
他の職員の意見は聞いたのかな?
A Wさんは、職員から嫌われている。
気の強いFさんは、口論したって聞いた。
E Bさんの件も同じだよね。
桜 E君は、正しい考え方を伝えた。
○ 一安心だね。
桜 見守って。
○ うん。
桜 E君の話を聞いて落ち着いたAさんは、自分のアパートに帰りました。
帰宅と同時にE君から、SNSで連絡が届いた。
E 家に着いたかな。
明日の土曜日、空いているよね。
公園に行こう。
A うん。
E 9時に迎えに行く。
A うん。
桜 落ち着いたことで少しだけど食事をした。
テレビのスイッチを入れたことで恐怖に襲われた。
○ 心霊番組?
桜 自殺の名所を紹介する番組。
断崖絶壁が映し出された。
A キャー
○ 何が起こったのかな?
桜 断崖絶壁から飛び降りるのを見てしまったの。
他の人には、見えないけど悪霊に憑依されているAさんには、見える。
悲鳴と共に飛び降り自殺した霊が、テレビを通してAさんに憑依した。
○ そんな馬鹿な。
桜 SNS,電話、手紙、ラジオ、テレビで繋がる。
自殺願望がなければ問題はないけどAさんは、死にたいと思っている。
テレビでも波長導通の法則が働く。
テレビを通してきた悪霊は、複数。
体が重くなり声が聞こえてきた。
○ 桜、自殺願望の人は、悪霊の声が聞こえるのかな?
俺が会った自殺願望の人達は、声が聞こえることを否定した。
桜 「聞こえないと答えろ」と悪霊に脅されているのよ。
○○が出会った人達も同じ。
○ 分かった。
桜 夜が明け約束の時間にE君がやって来た。
ドアをノックしても返事がない。
ノブを回すと鍵が開いていたため中に入った。
E どうしたんだ。