H 冷静に考えると恨みや誹謗中傷は、悪いことだ。
悪いことをしたから、憑依され声が聞こえた。
何が起こっていたんだろう?
命 検索で「憑依」を調べた。
○○が書いた「カライナイ著の憑依」を見つけた。
電子書籍を読み始めた。
○ 命、電子書籍を読むには、お金が必要だよ。
命 知っているでしょう。
あの世(天国、地獄)では、お金は必要ないの。
欲しいと思う物は、手に入るの。
○ 電子書籍も紙の本も手に入るんだ。
命 うん。
命 一生懸命に電子書籍「憑依」を読んだ。
Ⅰ~Ⅴまでを読み終えた。
憑依Ⅰ (電子書籍)
憑依Ⅱ (電子書籍)
H 俺が話していた相手は、悪霊だったんだ。
やっぱりここは地獄なんだ。
ここから出る方法を考えないといけない。
やったことを反省しないと駄目だ。
どんなに相手が悪くても恨んだら駄目なんだ。
L課長が異動してきたときからのことを振り返り反省しないといけない。
○ 出口が見えてきた。
命 そうね。
もう少し考えて行動しないと駄目なの。
○ ?
命 見守って。
○ うん。
命 全てを思い出し反省したけど何も起こらない。
H 何も起こらない。
何故なんだ?
反省して謝ったのに・・・
画面も俺が書いた誹謗中傷が表示されたままだ。
命 Hさんは、ひらめいた。
○ 守護霊?
命 そう、Hさんの守護霊からのメッセージ。
○ 地獄までついてきたんだ。
命 私は、何処にいるの。
○ 俺の心の中。
命 Hさんの守護霊も同じでしょう。
○ 心の中なんだ。
命 そうよ。
憑依Ⅲ (電子書籍)
憑依Ⅳ (電子書籍)
憑依Ⅴ (電子書籍)
H 書き込んだ文章を消さないといけない。
命 画面に表示された文章を削除していく。
削除しながら、ごめんなさいと謝る。
全てを削除した。
疑問なのね。
○ 全てを削除出来るのかな?
覚えているとは、思えない。
命 Hさんが書き込んだ内容は、全てパソコンに表示されているの。
○○は、3次元の常識で考えている。
神様は、反省し成仏出来るように考えているのよ。
難しく考えなくてもいいの。
○ 分かった。
憑依Ⅰ、憑依Ⅱ 紙の本
憑依Ⅲ、憑依Ⅳ、憑依Ⅴ 紙の本
命 まだ疑問が残っているわね。
聞いていいのよ。
○ 地獄のパソコンで文章を削除しても3次元のサーバーの文書は消えない。
命 使われなくなると整理される。
古いSNSなどは、消されていく。
消さないと容量がなくなるでしょう。
○ 進歩していて容量も増えている。
命 そのとおりよ。
でも、書き込みの数に追いついていないから、古いものから削除される。
サーバーの容量は、限られている。
○ 分かった。