命 何度も同じ事を繰り返した。
○ 進歩しないのかな?
命 幽界の6段目よ。
簡単じゃないの。
○ そうなんだ。
命 話を進める。
命 何度も同じ事を繰り返したことで逃げ出しても駄目だと気がついた。
H 逃げても無駄なんだ。
ここは薄暗くて寒い。
検索すれば出てくるかも知れない。
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命 スマフォを取り出し「薄暗くて寒い」と検索をした。
でも思った結果は出てこない。
H 駄目だ。
落ち着いて考えるしかない。
命 パソコンのある場所に行きイスに腰掛け考える。
画面には、自分の書き込んだ内容が、表示され続けている。
H ここは、薄暗くて寒い。
あいつが俺なら、ここには俺だけ。
ここに来て寝ていないし食事もしていない。
何も飲んでいないのに喉も渇かない。
命 いろいろと考えあることに気がついた。
H とても天国だとは思えない。
地獄?
閻魔大王や鬼もいない。
もし地獄だとしたら・・・
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命 生前のことを振り返った。
○ 気がつくんだ。
命 見守って。
○ うん。
H 皆と話したとき「俺の呪いが効いたのかも知れない」と言った。
その言葉に皆驚いていた。
冗談だと笑ってごまかした。
たしか「人を恨めば穴二つ」と言うのを聞いたことがある。
待てよ。
呪いのサイトでも出てきた言葉だ。
L課長を恨んだことで俺も不幸になったのか?
言葉の意味を調べないと駄目だ。
命 パソコンで「人を恨めば穴二つ」を調べた。
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H ・・・
人恨んだら自分に戻ってくるんだ。
誰が書いたのか分からないと思いL課長だけでなく多くの人を誹謗中傷した。
そう言えば、心の中で「誹謗中傷すればスッキリするぞ」と言われた。
もしかして悪霊に憑依されていた?
心の中の声は「恨んで誹謗中傷しろ」と言っていた。