桜 Dさんは、Eさんにお願いして他の本も購入した。
次々と読み進めていく。
D これは・・・
桜 手に取ったのは「魂レベル」の本。
読み始めると涙が流れてきた。
D 「ガンの克服」に書かれていたように俺は、頑固。
自己中なんだ。
魂レベルが低いほど自己中。
俺のことだ。
お客さんの笑顔が見たいという夢に向かって頑張ってきた。
ただ頑張るだけでは駄目なんだ。
知識(知恵)がなければ、駄目だ。
全ての基礎になるのは、自分のためが必要なんだ。
考え方を変えないといけない。
桜 ○○、魂レベルについて説明して。
○ これまで何度も魂レベルの話をしてきたよ。
読者の皆さんも知っている。
桜 読者の皆さんの中には、初めて魂レベルの話を聞く人もいるの。
知っている方は、読み飛ばして下さい。
説明して。
○ 分かった。
○ 天国は、大きく分けて五つに分かれている。
幽界(四次元)
霊界(五次元)
神界(六次元)
菩薩界(七次元)
如来界(八次元)
○ 四次元の人は、自分のためを考える。
五次元の人は、自分と相手のためを考える。
六次元の人は、自分、相手、世間(社会)のためを考える。
七次元の人は、六次元の人と同じだけど影響度が大きい。
八次元の人は、影響度が更に増す。
俺が知っている八次元の人は、お釈迦様、そしてイエスキリスト。
桜 そうね。
Dさんは、幽界の人。
幽界を千段の階段に例えると923段目。
上の次元(霊界)に精進するための修行をしている。
○ 人のためだね。
桜 そうよ。
魂レベル (紙の本)
魂レベル 電子書籍
桜 Dさんが、お客さんの笑顔を見たいのは、精進するため。
上の次元に行けば行くほど幸福度が増す。
○ 「魂レベル」を読んだ事で自分の間違いに気がついたんだ。
桜 そうよ。
幽界の上段から霊界の方が陥る間違い。
自分のためを忘れ人のためを実践してしまう。
○ お客さんの中にもいる。
身を削って人のためをやっている。
自分が健康でないと人のためを実践出来ない。
桜 それがDさん。
○ 気がついて良かった。
桜 うん。
D 俺は、お客さんの笑顔を求め頑固に突き進んできた。
がんになって当然だ。
自分の健康なんて考えていなかった。
そしてEが水を飲むようにと言った理由も分かった。
水を勧めてくれて感謝だ。
桜 着替えを持ってきたEさんに、これまでのことを謝った。
D 本を読んで何故、がんになったか分かった。
これまで自分の考えを貫いてきた。
自己中だった。
こんな俺と結婚してくれてありがとう。
水を飲む理由も分かった。
E お爺ちゃんもお婆ちゃんも水を飲まなかったから病気になったとお父さんが話してくれた。
健康でないと楽しくない。
D そうだな。