桜 帰国後、ホテルに就職した。
息子が帰ってきたことで両親は、安心した。
父 帰ってきたのはいいが、毎日遅いな。
D 修行してきたと言ってもホテルでは、1年生なんだ。
いつの日にか独立して店を持ちたい。
今は、学びの時なんだ。
F 体を大事にしないとね。
お爺ちゃん、お婆ちゃんも料理人だった。
ちゃんと水を飲んでよ。
D 分かっている。
F 25を過ぎたのだから、結婚も考えないとね。
毎日遅いから、彼女も作れないわね。
桜 お母さんのFさんの言葉に考え込んでしまった。
普通なら、会社員になり両親の側にいる。
寂しい思いをさせたと思っている。
お母さんを安心させようとWさんの話をした。
○ 帰国後も付き合っているのかな?
桜 二人とも忙しいため数ヶ月合っていない。
○ 理解できない。
桜 考え方は、人それぞれ違うの。
○ そうだけど・・・
寂しさを忘れるために付き合っていたんだ。
桜 そうね。
カルマ、カルマⅡ (紙の本)
カルマⅢ、カルマⅣ (紙の本)
○ Dさんの守護霊は、何をしているのかな?
桜 Eさんと巡り合わせるのに精一杯なのよ。
運命の書に書いた結婚相手ではない事も知っている。
守護霊の大きな役目は、ひらめきを与え正しい方向に導くこと。
ひらめきに従わないこともあるの。
Wさんは、結婚相手ではないとひらめき(メッセージ)を送った。
守護霊からのひらめきよりお母さんを安心させたいという気持ちが勝った。
○ 複雑なんだ。
桜 そうよ。
桜 Wさんと結婚したけどお互いに忙しく二人で過ごす時間は、殆どない状態。
○ 桜・・・
長生きの話だよね。
桜 そうよ。
出来るだけ話を省略している。
前世のカルマを解消するための話よ。
そのような人生を歩んだか説明しないと長生きの話にならないでしょう。
答えだけを言っても理解できないの。
ドラマを見ていると思って見守って。
○ 分かった。
桜 Dさんは、毎日忙しく働くことに疑問を持ち始めた。
D 俺は何をしているんだ?
友達は、大学に行き就職した。
俺は、イタリアに行き勝利の修行をした。
なんのために料理人になったんだ。
桜 自分の夢を確認した。
D 俺の作った料理を食べてもらい笑顔になる人を見たいから、料理人になろうと決めた。
厨房で一生懸命に働き食べる人の顔なんて見ることが出来ない。
今の俺は、ただ働いているだけだ。
桜 妻のWさんの帰宅を待ち話し合った。
D 俺は、食べている人の笑顔を見たい。
お店を持てば、お客さんと接することも出来る。
お店をやらないか。
W 雇われている方が、楽だと思うの。
お店を持つと経営も学ばないといけない。
やっと一人前として認められた。
休みも取れるようになった。
自分の時間が欲しい。
桜 話を省略する。
考え方の違いから喧嘩になり離婚した。
Wさんは、将来お店を持とうと提案したけどDさんは、聞き入れなかった。
自分の意見を貫き通したの。
○ いきなり離婚。
Dさんは、頑固なのかな?
桜 辛い修行を耐えてきた。
上の人の言うことを聞いてきた。
自分が上に立ったことで意見を貫くようになったの。
手に職を持っている人に多い。
○ 分かった。