○ 長生きの話だよね。
桜 そうよ。
何故、長生きすることが出来なかったのかを学んでいるの。
○ 来世のために?
桜 うん。
これまで話したように何度も同じ事を繰り返す事で理解する。
○ 分かった。
桜 水を見つけてもすぐに消えてしまう。
E 喉が焼けるように渇いているのに走り回って水を探している。
私は、自分の肉体が死んだのを確認した。
肉体が生きていて走り回ったら、倒れて当然。
永遠に走り回っている。
何故?
ここは、辛くて苦しいところ。
本に書かれていたことを思い出した。
ここは、地獄。
桜 Eさんは、これまで読んだカライナイの本の内容を思い出した。
水たまりが出現しても走らなくなった。
E 私は、心筋梗塞で死んだ。
Iに水を飲むようにと言われたのに・・・
お父さんも水を飲まなかったから死んだ。
長生きして料理教室を楽しむはずだった。
来世は、水を飲みながら体のことを考える。
ここに来たのは、体を大事にしなかった罰なのね。
桜 Eさんが反省したことで周りが明るくなり目が開けられなくなった。
明るさに慣れ目を開けた。
死の直前 (紙の本)
死の直前 (電子書籍)
D お帰り。
E お父さん。
ここは何処なの?
D 天国だよ。
灼熱地獄は、辛かっただろう。
E 喉が渇いて水を求めて走った。
あ!
喉が潤っている。
痛いほど渇いていたのに。
D ここは、天国だから喉が渇くことはない。
桜 Dさんは、何かを握る動きをした。
すると手にペットボトルの水が握られている。
D 飲んでみて。
E うん。
桜 手渡された水を飲んでみた。
E 美味しい。
水ってこんなに美味しいのね。
○ 天国では、欲しいと思った物がすぐに手に入るんだ。
桜 うん。
思いの世界。
欲しいと思う物は、何でも手に入る。
3次元で生きている人と違い物に執着する人は居ないの。
心の世界。
○ 天国では、食事を取らなくてもいいし睡眠も必要がないんだ。
桜 そうよ。
食事も睡眠も肉体に必要なもの。
魂には、必要がないの。
桜 ○○は、空を飛んでいる夢を見る事があるでしょう。
天国なら可能なの。
行きたいところを思うだけで一瞬でいける。
車、電車、船、飛行機などもいらない。
○ 空を飛んでいる夢は、現実?
それとも夢?
変な質問だね(笑)
桜 うん。
3次元と天国が入り交じった感覚。