☆ その日は、言い争いだけで話は終わりました。
○ 四等分にする考えはないのでしょうか?
☆ 愛さんが「この家と財産を私にちょうだい」と言ったのが問題なのです。
○ 言わなければ、四等分したのですね。
☆ 愛さんの魂レベルは、幽界の20段目です。
動物の魂の時、単独で暮らしていたためチームプレイが出来ないと言いました。
○ なるほど・・・
愛さんは、四等分にしようとは考えないのですね。
☆ そうです。
獲物を捕らえたら、全て自分のものなのです。
これまでもストーカーの話をしてきました。
ストーカーより少し進歩している状態なのです。
○ 分かりました。
☆ いいのですよ。
言って下さい。
○ 法律のことは詳しく知りませんが、みんなで分け合うはずです。
愛さんもその事は、知っているはずです。
☆ 勿論知っていますよ。
話したように、時には殺人を犯すこともあるのです。
欲しいものは、どんなことをしても手に入れようとするのです。
○ 裁判で自分だけが財産をもらうことが出来ないことも知っているのですね。
☆ そうです。
愛さんも教育を受けてきました。
魂レベルが低くても知っているのです。
○ 分かりました。
☆ 帰宅した愛さんは、どうすれば遺産を手に入れることが出来るのか考えています。
スマフォを手に取り電話をかけます。
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愛 瞳姉さん、愛だけど。
瞳 どうしたの?
愛 やっぱり財産は、私にちょうだい。
一人だしアパートに住んでいる。
みんなは家族が居て家もある。
瞳 いい加減にして。
☆ 怒った瞳さんは、電話を切りました。
スマフォを操作して明さんへ電話をかけます。
瞳さんに言ったことを繰り返します。
電話を切られると一さんへ電話をかけます。
○ 嫌がらせです。
☆ 相続を放棄させようと考えているのです。
○ 上手くいくとは思えません。
☆ お金の亡者からのひらめき(メッセージ)を受け取っているのです。
お金の亡者は、どうすれば全ての遺産を手に入れるのか、考えた上でひらめきを与えています。
これまでも相続の問題を抱えた方に憑依していたため一般の方より知識があります。
悪知恵の名人と表現してもいいと思います。
○ 恨んだりするより知恵が必要なのですね。
☆ そうです。
☆ 愛さんは、時間があれば兄弟達に電話をします。
○ 放棄させたいのですね。
☆ そうです。
電話がかかってくる度に怒りがこみ上げてきます。
愛さんに財産を渡したくない気持ちが強くなります。
○ 兄弟達に憑依しているお金の亡者も反撃するのですか?
☆ 勿論そうです。
四分の一だと思っていたのですが、愛さんのように全ての遺産が欲しいと思うようになっていきます。
○ 悪い方向に進んでいます。
☆ 全ての話が、ハッピーエンドになるとは限りません。
話を続けますか。
○ はい。
聞きたいです。
☆ 分かりました。
次回は、お金の亡者がどのように悪知恵を使うか話をします。
○ 分かりました。
ありがとうございました。