桜 話が長くなるから、省略する。
○ 分かった。
桜 Gさんの優しさに負け付き合い始めた。
○ Rさんとの事は、話したのかな?
桜 勿論よ。
C 私、職場の人と付き合っていたの。
同棲していた。
彼が転勤になり遠距離になった。
結婚するつもりだったけど振られた。
彼がいなくなり心に穴が空いたようになった。
食事も出来ないし仕事も出来なくなり痩せ細った。
そんなとき上司Dさんがアパートに来て私を見つけた。
実家に戻され心療内科に通った。
だから、人を好きになるのが怖い。
G 大丈夫。
Cさんを振ったりしない。
○ 本当に振ったりしないのかな?
桜 そうかもしれない。
○ ハッキリしない返事だね(笑)
桜 うん(笑)
進んでいけば分かるわよ。
○ 分かった。
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うつの原因 (電子書籍)
桜 Cさんが29歳になり結婚について焦りだした。
何故、プロポーズしてくれないかと不思議に思った。
職場から出ると知らない女性から声をかけられた。
女性の名前は、Fさん。
F すみません。
私、Gの彼女なんです。
Gさんがあなたと浮気しているのではと思っています。
偶然、スマフォを見たんです。
C Gの彼女は、私です。
お見合いして付き合っています。
F お見合いしたとか関係ありません。
すぐにGと分かれて下さい。
桜 Fさんは、鬼の形相でその場を立ち去りました。
ショックで呆然とした。
我に返りGさんに電話をした。
C 知らない女性から、Gの彼女だと言われた。
私は、浮気相手だと言われた。
G 何かの間違いだ。
C 私を振らないと約束したでしょう。
G 振っていない。
桜 怒りがこみ上げ電話を切った。
○ こんな展開になるなんて。
確かに振ってはいないけど・・・
これが、次の計画なんだ。
桜 うん。
○ と言うことは、Gさんもソウルメイト。
桜 うん。
桜 帰宅したCさんを襲ったのは、寂しさです。
そして恨みです。
寂しさより恨みの心が強い状態です。
○ よくない状態だよ。
桜 うん。
恨みの心が、悪霊を呼び寄せた。
○ 悪霊?
簡単に悪霊が来たんだ。
桜 Rさんの件で霊媒体質になった事を忘れたの。
○ そうだった。
○ 死の直前の話が、違う方向に進んでいる。
桜 そんなことないわ。
まだ話の途中でしょう。
細かく話してと言ったのは、○○だからね。
しっかりしてよ。
○ ごめん。
桜 その後、Gさんに連絡するのを止めた。
両親と一緒に心療内科に行き薬を貰った。
診断書を貰い仕事を休んだ。
○ 何が起こるのか分からない。
俺が想像していたのと違う。
桜 人生って複雑なの。
○ そうだね。