桜 次は、良いことが100の人の話をする。
女性のKさんの話。
○ 魂レベルを教えて。
桜 魂レベルは、幽界の743段目。
☆の女神様が話したように幽界を1,000の階段として捉えて。
○ 743段目なら幽界の上段になる。
桜 そうね。
桜 Kさんは、老衰で亡くなる。
夢に好きだったお母さんが現れた。
K お母さん。
母 もうすぐ帰ることが出来る。
よく頑張ってきたわね。
子供達、孫達を読んでお礼を言って。
K 帰るって・・・
何処に?
母 私の居る天国よ。
桜 目が覚めると何時もと変わりません。
K 私、死ぬのかしら?
怖い。
死にたくない。
桜 怖がっているKさんは、あることを思いだした。
患者のHさんが亡くなる直前の事よ。
H Kさん、これまで親切にしてくれてありがとう。
今日でお別れよ。
今日、Kさんが勤務で良かった。
休みだったら、お礼が言えなかった。
さようなら。
K 何時死ぬかなんて誰も分からないわ。
元気を出して下さい。
H Kさんもいずれ亡くなる。
その時、分かる。
K ・・・
○ もしかして守護霊。
桜 うん。
その日、Kさんは休みだったけど同僚が葬儀に出るため代わって欲しいとお願いされたの。
Hさんの守護霊は、亡くなる前にお礼を言って欲しかったため周りの守護霊にお願いしたの。
○ もしかして・・・
偶然なんてないのかな?
桜 偶然もある。
○ 今回は、Hさんの守護霊の働きなんだ。
桜 そうよ。
運命の書Ⅰ 紙の本
運命の書(霊界編) (紙の本)
桜 数日間、同じ夢を見た事とHさんの言葉を思い出し自分が亡くなることを理解した。
娘のJさんに皆を呼ぶようにとお願いしました。
子供達、孫達、ひ孫達が集まるとお母さんに言われたようにお礼を言います。
K 皆のおかげで楽しい人生を送った。
もうすぐお迎えが来るの。
これまでありがとう。
孫 お婆ちゃん、またお花を見に行こう。
K ごめんね。
迎えが来たら、帰らないといけない。
ありがとう。
桜 お礼を言うとKさんは、目を閉じました。
肉体の機能が停止するとKさんのお母さんが現れました。
母 さあ行きましょう。
桜 差し伸べられた手を握ると舞い上がっていきました。
○ 天国に帰ったんだ。
桜 うん。
良いことが100の人は、こんなふうに肉体の死を迎える。
○ 苦しみや痛さもないんだよね。
桜 勿論よ。
○ お母さんが夢に現れたのは、いつ頃かな?
桜 三日前よ。
○ どんなところに帰ったのかな?
桜 Kさんが戻った先は、幽界の751段目。
夫のAさんが40代で亡くなったため必死で子供達を育てた。
看護師として働き患者さんに親切にした。
仕事が出来るだけでなく優しかったため皆から好かれた。
目の前で亡くなる人も多く見てきた。
親切だから、患者のHさんから亡くなる直前の話を教えてもらった。
○ 話が逸れるけど・・・
桜 天国に帰ったときHさんが迎えてくれたか知りたいのね。
○ うん。
桜 Hさんは笑顔で向かい入れてくれたわよ。
○ また会えたんだ。
良かった。