命 投薬で髪が抜けてしまった。
吐き気、頭痛などに襲われ死にたいと思う。
Aちゃんの事を考えると死ぬわけにはいかないと必死に耐えた。
一サイクル目が終わった段階で次の投薬は、耐えられないと思った。
次のサイクルから逃げたいと思うようになった。
投薬なしで治せないかと調べた。
民間療法やスピリチュアルなども調べたけど納得出来なかった。
○ 俺の所にこれないよね。
命 離れているから無理よ。
○ うん。
命 話を聞いた部長がGさんに一冊の本を渡した。
部 もしよければ、Uさんにこの本を読んで欲しい。
誰にも話していないが、私も肺がんだと診断された。
治療の辛さを見てきたから、他の方法がないかと必死で探した。
見つけたのは、この本だ。
カライナイと言うスピリチュアルカウンセラーが書いた本だ。
がんの原因は、頑固だと書かれている。
この本「ガンの克服」を読んで考え方を変えた。
本を読み自分が頑固だと気がついた。
Uさんの役に立つと信じている。
G 3年前・・・
以前の部長は、厳しく皆から怖がられていました。
今は、穏やかで優しいです。
部 そうだ。
3年前にがんを克服したんだ。
私は、投薬をしなかった。
G 分かりました。
ありがとうございます。
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○ 宣伝してくれてありがとう。
命 宣伝じゃないわ。
Uさんの言うように次のサイクルに耐えることが出来ないの。
助ける方法は、考え方を帰る事。
「ガンの克服」を書いたのは、人を助けるためでしょう。
○ うん。
命 Uさんの「ガンの克服」を手渡した。
部長から聞いた話を細かく伝えた。
G 部長は、投薬しないでがんを治した。
何度も読み返して欲しいと言われた。
U 分かった。
読んでみる。
命 Gさんは、読み始めたUさんを黙って見守る。
一時間後、読み終わった。
U 私、頑固。
自分の意見を貫き通すことが、頑固だと思っていた。
私は、何時も心配ばかりしている。
本に書かれているように頑固に心配している。
だから、がんになったんだ。
G 確かに心配症だ。
これからAちゃんを迎えに行く。
俺が面倒を見るから、心配するな。
U うん。
頑張って考え方を変える。
G 課長、Uが元気になるまでAちゃんの面倒を見たいと思います。
保育園の迎えなどがあります。
課 任せろ。
元気になるまで残業はなしだ。
Uさん、Aちゃんのために頑張ってくれ。
きっと元気になる。
G はい。
ありがとうございます。