命 Uさんが一人で娘を育てていることを知ったGさんは、動物園に誘った。
○ Gさんは、独身なの?
命 そうよ。
話を省略する。
その後、AちゃんもGさんを気に入り休みの日は、3人で過ごした。
G 俺と結婚してくれないか。
U 気持ちは、嬉しいけど・・・
G 俺の会社のことが気になるんだ。
U 結婚したら、皆に知られてしまう。
もう辛い思いは嫌。
G 部長、課長、皆も分かってくれている。
以前に話したように皆は、Uの復職を望んでいる。
堂々としていいんだ。
U 私、パティシエとして認められ楽しく仕事をしている。
複数の店舗の指導者をしている。
私の作ったお菓子を美味しいって食べてくれるのを見るのが好き。
新しいお菓子を作りたいから、会社に入ったけど経理の仕事。
自由に休みが取れないけど収入は、高いの。
会社に魅力は感じないの。
G 気持ちは、分かる。
U うん。
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○ 難しいね。
楽しく仕事をするのがいいと思う。
命 そうね。
イヤイヤで仕事をするとストレスになるわね。
楽しく仕事をするべきね。
○ うん。
命 数日後、お菓子作りが一段落すると店舗で接客の指導をした。
二人の男性が来店した。
お客さんは、殆どが女性だから少し驚いた。
よく見ると見覚えのある顔。
部 Uさん、久し振りだね。
課 変わらないな。
U お久しぶりです。
部 オススメの商品を教えてくれないか。
U はい。
命 思いもよらないお客さんに動揺している。
○ 何か企んでいるとしか思えない。
命 そうね。
命 Uさんは、誰が食べるのかを確認して商品を勧めた。
二人は、妻と子供達のケーキを購入した。
部 会社の皆で食べるとしたら、何がいいのかね。
U 大人でも美味しく食べられるクッキーがオススメです。
こちらは、ピスタチオの香ばしい香りが楽しめます。
コーヒーが好きでしたら、こちらがオススメです。
部 両方もらうよ。
U ありがとうございます。
課 会社にいたときと比べ堂々としていて成長したのが分かる。
ここのお菓子は、Uさんが開発したんだね。
U 半分は、私で残りは、皆に教えながら開発した物です。
課 帰って食べるのが楽しみだよ。
U ありがとうございます。
命 復職しないかと言われないかとドキドキしていた。
二人は、お菓子を買うと帰って行った。
○ 関わりたくない相手だから、ドキドキして当然だよ。
俺だと逃げ出していたかも。
命 Uさんは、これまで多くの接客をしてきたのよ。
経験豊富。
○ そうだね。