桜 諦めないMさん。
一緒にいて楽しいため二人で過ごす時間が増えてきた。
○ Gさんは、性同一性障害だから男性を好きになれないんだよね。
それなのに一緒にいて楽しいと思うんだ。
理由があるはずだ。
教えて。
桜 二人は、ソウルメイト。
分かったでしょう。
○ Gさんが女性として生まれる前に書いた運命の書。
確か両親、兄弟、結婚相手を決めてきた。
結婚相手がMさんなんだ。
桜 そうよ。
他の男性と違い警戒心がない理由よ。
○ なるほどね。
○ Mさんの魂レベルを教えて。
桜 霊界の24段目よ。
○ 二人は、過去世からの知り合いなのかな?
桜 結婚の計画を立てたのは、初めて。
Gさんは、運命の書を書き直したとき自分よりも魂レベルが高い人を探したの。
見つけたのは、Mさん。
武士をやっていた過去世の時のお父さん。
ある程度の地位があった人。
魂レベルを上げるため相談した。
Mさんは、結婚することを承諾してくれた。
頼まれたMさんは、責任があるから諦めないの。
○ Gさんは、Mさんの力を借りて魂レベルを上げるんだ。
桜 あくまでも計画(運命)だからね。
○○がこれまで見てきたように運命のとおりに生きるのは難しい。
性同一性障害を一世代で治すのは難しい。
○ 分かっている。
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M 今度、先生の勧めで市議会議員に立候補する。
当選したら、結婚して欲しい。
G いいわよ。
桜 「いいわよ」と返事をした自分の口を手で押さえた。
結婚なんて考えていなかった自分が返事をしたとは思えなかった。
○ 時々、俺も同じ事を経験している。
俺が気がつかないだけで何時もかも知れない。
「いいわよ」と答えたのは、Gさんの守護霊。
桜 そうよ。
勝手に口が動いて言葉が出るときは、守護霊などが手助けするとき。
桜 こんな時、必ず守護霊だとは限らない。
少し話が逸れるけどいいかしら。
○ 読者の皆さんになったつもりで聞くよ。
桜 そうして。
桜 分かりやすい例え話をする。
お酒を飲んで酔っ払うと人が変わる方がいる。
普段言わないことを言う。
勝手に口が動いて言葉が出るけど話しているのは、悪霊。
お酒を飲み過ぎると理性を失う。
そうすると悪霊に操られてしまう。
お酒だけでなく怒ったり恨んだりしている状態だと似たようなことが起こる。
○ 分かる。
お酒で失敗する。
言葉だけでなく行動もだよね。
桜 そうよ。
態度がでかくなってしまう。
酔って暴力を振るう人も同じ。
○ サラリーマン時代に見てきたことだよ。
○ お酒を飲み過ぎた時、怒っている時は、気をつけないといけないんだ。
桜 そうよ。
桜 Gさんは、Mさんと守護霊に助けられた。
○ と言う事は、結婚するんだ。
桜 武士としての色が強いから、自分の言ったことに責任を持つと考えているの。
○ ハッピーエンドだね。
桜 話の途中よ。
○ 結婚して終わりだと思っていた。
桜 続きは、次回。
○ うん。